繁田塾日語補習班

このうち東京の日本武道館では、政府主催の全国戦没者追悼式が開かれ、
戦争で亡くなった人の遺族などおよそ７０００人が参列する予定です。
式典では、麻生総理大臣が式辞を述べたあと、正午の時報を合図に１分間の黙とうをささげ、
続いて天皇陛下がおことばを述べられます。
そして、参列者が式壇に花を手向けて、およそ３１０万人の戦没者の霊を慰めます。
終戦から６４年を迎えて、遺族の高齢化は一段と進み、参列者の半数近くを７０歳以上が占める見込みです。
参列する遺族の中には、戦没者の親は１人もいなくなったほか、
戦没者の妻もこれまでで最も少ない６４人となっています。
一方、戦後生まれの人は３３７人とこれまでで最も多くなり、
最年少は戦争でひいおじいさんを亡くした沖縄県の３歳の男の子で、
祖父母や両親といっしょに参列します。
１５日はこのほか、遺族などの団体が閣僚らの靖国神社への参拝に「賛成」、「反対」、
それぞれの立場で集会を開くなど全国各地で戦没者を悼み、
平和について考えるさまざまな催しや集会が開かれます。


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