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 洋式化が進んだとはいえ、独特の雰囲気と存在感を持つ和室。居酒屋や和食レストランではよく見かけるが、オフィスでも和室を取り入れる企業が注目されている。どんな効果があるか、実際に訪ねてみた。

 東京・帝国ホテルの向かいのビル9階にあるスカウト会社のレイス。約1000平方メートルの広々としたフロアはガラスのパーテーションが多用され近未来的な印象だ。ワークスペースの中ほど、応接室の並びに和室があった。砂利が敷かれ靴脱ぎ石がある。にじり口から上がる。中央は掘りごたつ式になっていて、2畳分ほどもある一枚板のテーブルがすえられている。

 「来客用にも使いますが、ミーティングや飲み会もここでやります」と熊本ひとみさん。

 同社は97年に設立された。20人台だった従業員は、現在200人を超える。規模が大きくなっても会社の価値観や方向性を全員が認識できるよう、コミュニケーションをとるさまざまな工夫が凝らされている。また、社員と役員とが意見を交わす「昼会」「夜会」という制度もある。これらに和室は大活躍する。壁のカウンター棚には日本酒やワインの入った冷蔵庫。備え付けの生ビールサーバーもある。

 「靴を脱ぎみんなでテーブルを囲んで飲み食いすることで気分がなごみ、目指す方向や自分の思いをわいわい言い合える。役員の考えていることも社員一人一人が共有でき、一丸となって業務に取り組めるのです。まあ、もともと飲み会が好きな会社でしたけど」。熊本さんが笑う。和室がワークスペースの真ん中にある理由がわかった。

 「あー、いぐさのにおい」。ミーティングにやってきた1人が、上がるなり深呼吸をした。ほかのメンバーがほほ笑む。従業員の平均年齢25歳。若者も「和」でくつろぐのだ。


中譯:

  雖說現代建築大多為西式,和室仍擁有獨一無二的氛圍,並在人們心中佔有一席之地。和室裝潢的居酒屋或日式餐廳比比皆是,不過最近有些企業因在辦公室設置和室而備受矚目。到底和室有何妙用呢?記者實際走訪了一趟。

  這裡是位於日本東京都帝國飯店對面大樓九樓的獵才公司「RACE」。約一千平方公尺大的寬敞樓層擁有許多玻璃隔間,給人留下充滿未來感的印象。而與待客室並列在工作空間中央的,正是滿佈細砂、擺著踏腳石的和室。彎著身從小小的躙口入室,和室中間放著一張約有兩個榻榻米的大木板桌,還挖空桌下的地板做成暖爐桌。

  該公司熊本瞳小姐表示,「這裡用來接待訪客,不過開會或喝酒聚餐也會辦在這兒。

  該公司於1997年成立,當時僅為一家20人左右的公司,如今員工數已超過200人。即便規模擴大,公司為了讓全體員工能對公司的價值觀及方向有充分的理解,可說是費盡心思好讓內部溝通能暢行無阻。除此之外,尚有「午會」、「晚會」制,提供員工與公司幹部交換意見的場域。此時和室就會大大地派上用場。不僅牆上的櫃架上有擺著日本酒及葡萄酒的冰箱,還另外備有生啤酒機。

  熊本小姐笑道,「大夥兒脫了鞋、圍著桌子吃吃喝喝,氣氛也跟著和樂融融,能夠你一言、我一語地暢談未來方向或個人心情。而幹部的想法也能藉此滲入每一位員工。如此一來,便能上下一心,團結一致打拼工作。不過話說回來,這家公司本來就很喜歡喝酒聚餐就是了。」這下子記者終於瞭解為什麼和室要放在工作空間的正中央了。

  「啊,燈心草的味道耶。」一位前來開會的員工一踏上榻榻米就深吸了一口氣。其他成員會心一笑。公司員工的平均年齡是25歲。年輕人也是懂得享受「日本傳統」的呢。


文章出處:オフィスに和室 業績向上の効果も?/2008-8-29 毎日新聞社


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