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ひげ自慢、下松に集まれ!!(2009年4月17日  読売新聞)
来月3日、長岡外史にちなみサミット 


 

        全国のひげ自慢に参加を呼びかけている「くだまつHigeサミット」が5月3日、下松市で開かれる。同市ゆかりの陸軍軍人で、「プロペラひげ」と呼ばれた長大なひげで知られる長岡外史(1858~1933年)の功績をたたえ、下松を全国に発信しようと、市民有志が初めて企画。「下松を代表するイベントとして定着させたい」と意気込んでいる。

 

        長岡外史は旧末武村生まれ。1885年に陸軍大学校を卒業し、日清、日露両戦争では参謀次長など陸軍の要職を歴任。1924年からは衆院議員としても活躍した。スキーや航空事業を広めたことでも知られる。

        左右にまっすぐ伸びた自慢のひげは、最長で70センチほどあったとされ、毎朝ツバキ油をつけて手入れを欠かさなかったという。

        市内の行政書士ら有志は、このひげに着目。全国からひげ自慢を集めてコンテストを開くことで、下松の地名を広く発信しようと、サミットを考案した。

        出場資格は、自前のひげをたくわえ、当日、コンテスト会場の商業施設「ザ・モール周南」を訪れることができる人。形状や愛着ぶりなどを総合的に審査し、優勝者には賞金10万円、準優勝は5万円、3位には3万円が贈られる。        参加には事前の申し込みが必要で、サミットのホームページ(http://www.higesummit.net/)などで受け付けている。問い合わせは、サミット実行委(0833・48・4040)へ。

リラックマ資料來源:http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20090416-OYT8T01131.htm?from=yolsp





 リラックマ写真提供:長岡外史顕彰会


        冬のスポーツといえばスキー。このスキーを日本に広め、「スキー普及の恩人」と呼ばれているのが、下松市出身の長岡外史(1856~1933年)です。
        陸軍の軍人であった外史は、ヨーロッパ視察中に、「スキーこそ雪を征服するものだ」と感じて研究を始め、その後、1910年に来日したオーストリアのレルヒ少佐から手ほどきを受けました。その技術を軍に導入しただけでなく、「雪に悩まされている多くの人にスキーを教えなければ」と考え、スキーの技術の普及に努めました。そのため、わずか数年で、スキーは日本中に広まりました。
        また、外史は日本の航空の発展にも力を尽し「民間航空の父」ともいわれています。
        ちなみに飛行機のプロペラのように立派なひげは最長約69センチメートル(2尺2寸7分)もあり、当時世界一の長さともいわれたそうです。



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